Komi屋 赤ちゃんから、むし歯予防をはじめよう

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子どもの好きな遊びをたくさん経験させる

子どもの好きな遊びは、「その子が夢中になる何か」です。夢中になれれば、それはなんでもよいのですが、どんな作業にしろ、子どもが懸命にあるひ一つの方向に向かって作業を進めているとき、それはその子にとって大好きで必要な遊びです。

1人の場合であっても、大勢が関わっても同じです。赤ちゃんの時は、目の前の遊びにひたすら夢中になる場面が多いですが、1年後、2年後と成長するうちにその遊びは、目的があり、ある程度のビジョンが立っており、そのために意識が集中し自分の目の前の作業が進んでいきます。

夢中になれる

たとえそれが砂遊び一つであっても大人にとって意味がないと思われるような、何をしているのか分からないような遊びであっても、本人が夢中になって打ち込んでいる姿が見られるのであれば、それは子どもにとって必要な作業なのです。

その作業を目にしたとき、大人側の都合で時間的予定があっても、その予定を差し替えることによって本人の夢中なお遊び(お仕事)を邪魔しないで済む事ができるなら、大人がそれに協力してあげる日があってもいいと思います。そのとき子どもが何に夢中で、どこ見て、その作業に没頭しているのか?をよく観察してください。それが、あなたの子ども、そのものの姿です。

家族単位のサークル活動から

小学生の子どもたちと活動した中の1つに「段ボール基地作り」という企画がありました。この企画の特徴は、まず一般の家庭ではなかなか取り入れられない広範囲の遊びである事。単純な繰り返しの作業。1人では作れない、他人と協力しなければでき上がらないということ。刃物を使うということ。材料をふんだんに使う、子どもたちから出す想像力が必要な遊び、下は2歳、上は5年生10名ほどの集まりでした。

洗濯機が入っていたほどの大きいダンボールを何枚か繋いで、四つん這いになってダンボールのなかを潜れる大きさの通路が出来上がっていきます。どこで曲がるもよし、箱の大きさを変えるもよし、窓を開けるもよし、落書きOK、横道を作るもよし、途中にダンボールハウスがあったりなんかして・・・。

子どもの遊びを見守る

要領がわからない間は大人で誘導します。そのうち子どもたちが理解できると、作業を自主的にどんどん進めていきます。単純作業の繰り返しのため、途中で変化をつける刺激を、大人が与えます。刃物でダンボールを切ってみたり、ガムテープの貼り方を変えてみたり、補強してみたり、使い方はいろいろです。ガムテープの貼り方1つでも十人十色の張り方をします。どんなに綺麗に貼れなかったとしても、ガムテープは段ボールをつなげるためだけの目的ですから。見た目は気にしません。

工作が苦手な子も一度要領を覚えれば、下手であろうと積極的に作業に参加しはじめます。格好悪くても、決して感情的な言葉を大人側から言ってはいけません。どんどん作業を進めてもらいます。頼んだ作業をしてくれたら大人は「ありがとう」と答えるだけです
子どもからの提案で「ここどうしたらいいか?」と聞かれれば、「こうすればどう?」と答えますが、大人から「こうしたらどうなの?」という提案を先にすることはありません。

大人の提案を、子どもにさせるのではなくて、大人が思いついた提案は大人がすれば良いのです。子どもはコドモなりに、大人は大人なりに知恵を寄せ集めた作品が出来上がれば、なお楽しいですね。すると子どもたちが、大人の手つきやアイディアをさらに進化させた形を作り出していきます。その肥やしをたくさんまいていくだけ、それがミソです。これは赤ちゃんの遊びを、そばで見ている時も同じことが言えます。

観察と助言

ついつい大人側が「ああしたらいいじゃないか、こうしたらいいんじゃないか」と子どもがまだそこにたどり着いていない提案を、先にしてしまいがちです。子どもが今どの位置に立っているのか?何をしようとしているのか?何を解決したいと思っているのか?そこを理解しないと、子どもの成長を阻害してしまうことにもなりかねません。

自分から新しく、一歩踏み出してみようとしていたり、思いついたアイディアを試そうとしてるときは、その力になって見守ってあげられるよう、「察するセンス」を大人が持てるようにしましょう。

センスは磨いて

そのセンスに気づき、そのセンスを身につけようと訓練した人こそが子どもに好かれ、子どもを伸ばすことができる教育方法を見つけ出せるのです。子どもにとって魅力がなくて、画一的な教育法は、子どもの感覚を失わせてしまいます。

今日どんな経験をしたのかを、興味を持って見てあげたり、質問してあげたり、見守ってあげたりしてみてください、きっと子どもはいろいろと、教えてくれるでしょう。出来上がったものなら「見て見て~」と声をかけてきてくれるでしょう。

そんな時、あなたは子どもにとって輝く存在となっているのです。子どもの「すき」をたくさん見てあげましょう。